
シュワッガー
「心理学と市場の間に関連があると思いましたか?」
ランディ・マッケイ
「思いました。
実際に人々はそこに
不安や貪欲や恐怖を感じたりするのです。
彼らは、自分の心理状態を注文に表現して、
最終的にそれをマーケットの価格に投影していたのです。」
人は、何かに対して不安を覚えるとき、
たいていその対象物を明確に理解できていない。
・将来の生活が不安
・お金が不安
・健康が不安
・両親の介護が不安・・など。
では、
「それらが具体的にどうなったら不安なのか」
細部まで把握できているだろうか?
例えばお金なら、
不安なく過ごせるようになるために、
・いつまでにいくら稼げるようになっていて
・そのためには何にどう取り組んで
・そこからどれだけの成果を得て
・何歳の時点でいくら資産を作れば大丈夫なのか
これらを「具体的に、明確に、100円単位まで」
紙に書きだしているだろうか?
分からないものはしっかりググっているだろうか?
これをやらず、
ただ漠然と「お金がないから不安だ」と思っているなら、
それは、
・お金がないから不安
なのではなく、
・いくらのお金がいつまでにどのくらい必要なのか
分からないから不安
なだけ。
両者は完全に別問題。
そもそも同じように扱うこと自体、間違えている。
目の前にある一つの問題を
どこまで丁寧に、どこまで明確に捉えられるか。
結局はそれで、トレードで利益を出せるか
人生で幸せを掴めるか、も決まっていく。
参考になれば幸いです。
最近のコメント